Mojoliciousでlogディレクトリを作っても画面でログを確認する方法

@nqounetです。

Mojoliciousは本当によく考えられているWAF(ウェブ・アプリケーション・フレームワーク)だと思います。

例えば、logディレクトリを作ると、画面に出ていたログをファイルとして書き出してくれます。

ログをちゃんと書き出してくれるのは便利なんですが、開発時は逆に画面上で見ていたいこともあると思います。

今日は、そういう時に便利な方法を書いてみようと思います。

Mojo::Log::handler

Mojo::Log($c->app->log)のhandlerを使うと、ログの振り分けが変更できます。

私がよくやる使い方としては、アプリの読み込み時に「開発モードの場合は出力先をSTDERRに変更する」という方法を使います。

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# Mojolicious::Liteの場合
app->log->handle(\*STDERR) if app->mode eq 'development';

Mojoliciousの特長

MojoliciousはPerlのバージョンが5.10.1以上であれば、依存モジュールなしで実行できるので、あまり環境を選びません。

いざという時はファイルをFTPなどで転送すれば、CGIとしても動かせます。

つまり、Mojoliciousはサーバーを直接触れないような場合でも、大きな改造なしに設置できるので、安心して使えるフレームワークです。

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