@nqounetです。
YAPC::Asia Tokyo 2014の1日目の感想を書きます。
書いているうちに珍しく長くなってしまいました。
朝寝坊
受付は0日目で済ませているので、余裕があったはずなのですが、会場についたら何故かオープニングの挨拶が終わりそうな時間でした。
イベントホールが寒い
イベントホールはかなり空調が効いていました。
これで節電しているというのは、かなり効率が良い空調機なんだと思います。
聴きたいトークは2本目からだったので、朝ごはんにDMMかき氷を食べながら、無限コーヒーを飲んでのんびりしていました。
そんなことをしている暇があったらさっさと並んでおけば良かったと思うことになるのですが、後の祭りです。
満室です
聴きたいと思っていたのは、弾さんのSwiftの話だったのですが、満室で立ち見必至な感じだったのであっさり諦めました。
聴くだけならあとで動画になるはずなのでそっちでも良いかなと。
それを言い出すと全部動画でいいじゃない、ということになるのであまり大きな声では言えませんが。
そんな感じでイベントホールに戻って涼しい中でツイートを見たり、メモを見返したりしていました。
やっぱり満室です
前回の反省も踏まえて少し早めに行こうと思っていたのですが、体を冷やし過ぎたのかお腹の調子が悪くなって、トイレにこもっているうちに時間になっていました。
…案の定、満室でした。
JSON Schemaの話で、APIのテストの話もあったのでこれは聴いておきました。
感想としては、ライブラリはPerlではありませんでしたが、テストをなるべく楽にするという思想が良いなと思いました。
限られたリソースをいかにして集中させるか、を考えた時に、自動化出来る部分は自動化する、という考え方はもっと一般的になっても良いと思いました。
先日、富士通(だっけ?)がプログラムを自然言語から自動で作れるようにしてエンジニア不足に対応できるようにした、というような主旨のニュースがあったと思うのですが、ある意味それに似た感じのものです。
ただ、ある種、それも実はプログラミングだと思うのです。
高級言語を更に高級にした感じの言語ですね。
ある約束のもとに書いたもの、というのはプログラムにほかならないと思います。
JSON Schemaという約束のもとに書いたものが、APIになり、そのAPIをテストするプログラムになる、というのは、それ自体がプログラミング言語だと思います。
お弁当は秒速で売り切れ
予想はしていました。
ここ数年あった、無理矢理ランチ大作戦的なアレは、個人的には良い取り組みだったと思うのですが、運営だけが頑張ってもなかなかうまくいかないのかなと思います。
もちろん、少人数になるのできっかけにはなるのですが、それを活かすも殺すも結局は参加者次第なわけです。
なくなったのは残念ですが、運営側の結構負担が大変そうなので仕方ないでしょうね。
今日はイベントホールの日
昼からもイベントホールに入り浸りました。
目的はライブコーディングだったので、その前のQuizNowの話は聴くつもりはなかったのですが、何気なく聴いていると結構面白いというか、ためになりました。
APIが完成するまでのツールとして、stubcellというのを作ったという話もありました。
聴いていて思い出したのはeasymockだったのですが、どう違うのか試してみたいと思います。そのうち。
終わったあとシールももらいました。
大波乱のライブコーディング
ライブコーディングは非常に興味がありました。
凄腕のエンジニアがどういうふうにコーディングしているのか、生の情報が手に入るので楽しみにしていました。
大きくスタイルが違っていたのは、カッコを順番に書く、ということでした。
私は、クォートやカッコはセットで書いて(開いて閉じて)から中身を書く(コーディングだけじゃなく、こういう文書を書くときもそうです)のですが、開きっぱなしで書くんだなと。
それにしても、上手く動かないほうが会場が盛り上がっていて(もちろんうまく動いても盛り上がりますが)、ライブコーディングは大変だなと思いました。
まあ、ライブコーディングでのコピペは良くなさそうですね。
残念ながら、これから面白いというところで、次の会場への準備のため(トイレにも行きたくて)離脱したのですが、その後のツイートで、どうやらMacのsayコマンドはファイル出力ができる、ということを知りました。
後でコマンドを確認してみると、oオプションでaiffファイルが出力されていました。
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これは良いですね。
初のメインホール
それからあとはずっとメインホールでした。
SQLがまだまだ苦手なので、何かヒントになればという気持ちで、聴いていました。
特に、どのようにインデックスを使うのが効率的なのか、ということがよくわかっていません。
同じデータでも用途によってどう検索すれば速いのかが違う、という視点が新鮮でした。
Perlのコードで見ると当たり前すぎてびっくりするほどで、最初は何を説明されているのかが逆にわかりませんでした。
100枚のトランプの話では、マークと番号をどっちで検索するか。
男女の話では、男性をカウントする場合には、予め男性が多いことがわかっていれば、性別で分けてから検索するのは無駄が多い、とか。
このトークで新しい視点を得たと思います。
原型を留めていないMojolicious
続けて実践Mojolicious。
Mojoliciousはかなり大きなWAFで、これだけでアプリサーバーを立ち上げてサービスを提供できる機能を持っているのですが、色々なツールを組み合わせて使うと良いよ、という話でした。
個人的には、ここまでやるならMojoliciousじゃなくても…という気持ちになりました。
サーバーはPSGI仕様ですし、テンプレートはTest::Xslate。helperも使わず(?)にObject::Containerという別実装ということで、なんだか、use Mooseしているのに使っているのはhasだけみたいな印象でした。
MojoliciousはPurePerlで頑張っているので、ある程度遅いのは仕方ないというか、なんというか。
Mojoliciousの深い部分(あまり見ないメソッドの話とか)の話を期待していたのでチョット残念でした。
あぁ、そういえば、痛恨のハッシュタグミスをしてました。
Mojolicious使うならhypnotoad使いたい #yacpasia
yacpasiaってなんなんだと。
それは置いておいて、hypnotoadは性能良いと思いますよ。
Javaの話
JavaとPerl(というかほとんどのプログラミング言語)は似てる、という話(ぇ?
PerlでもJavaみたいに書けるよ、という話(ぇぇ?
それはともかく、今日一日で、日吉と渋谷を3往復する予定ということでした。おつかれさまでした。
それと、tokuhiromさんがJavaで書いたWAFがあるということで、Javaで書くことになれば使ってみたいと思います。
LT
LTは勢いです。
ドラ娘は可愛かったです。YAPCも3回目ということで、かなりのベテランですね。ドラの叩き方も慣れた感じで素晴らしいです。
それにしても色々な話し方があるんだなと思いました。
スライドの一枚目がフェイクだったり、いろいろ喋った上で最も言いたいことはpixivは全部小文字が正しい、ということだったり。
ベンチマークが必ずしも公正ではない、ということを突き止めたり、やたらに難しい数式が出てきたり。
本当に多種多様でした。
懇親会からHUB
今年も料理が沢山、デザートも沢山でした。
巨大プリンは、私が発見した時にはかなり削り取られていましたが、これはシェアせざるを得ない、という感じです。しかし、スマホのカメラの性能は大事ですね。次はもっと良いカメラのスマホにしたいです…。
HUBの貸し切りも大盛況で、隣の人と喋るのにも大声でないと聞こえない感じでした。
アイコンで顔出ししているからなのか、いろいろな人に声をかけて頂いて助かりました。
こうやって好き放題に食べたり飲んだりできるのも、スポンサーや運営の方々の苦労の賜だと思います。
まだ明日もありますので、力尽きないようによろしくお願いいたします。
まとめ
YAPCに来て毎年(と言っても4回目)思うのは、この一体感の正体はなんのか全くわからない、ということです。
そうは言っても、必ずしも全員と仲良く話ができるというわけでもないのですが、話しかければ何かしらの反応が返ってくる、というのが実際のところです。
Perlのコミュニティが濃い、とよく言われますが、YAPC::AsiaはすでにPerlだけのイベントではなくなってきていますので、濃いというだけが原因ではないように思います。
ただ、今はまだこの謎の一体感に浸っていようと思います。
リンク集
最後に今日のブックマークを貼っておきます。
聴いていたものだけじゃなく、ツイートで流れてきて気になったものも入っています。