@nqounetです。
先日,機会に恵まれて,とあるWebプログラマー養成クラスでPerlについて6時間ほど講話してきました。
話をいただいたときは大変恐縮しましたが,終わってみると生徒さんからの反応も上々でしたので,本当に良かったと思います。
何を話そうか
最初にお話をいただいた時,6時間も何を話すのか思いつきもしませんでしたが,話をしている中で,対象はWebプログラマーということで,Perlにも触れてもらうことにしました。
ネタとしては,Perl入学式でも実施した,ファイルを使った簡易掲示板があったので,それを使うことにしました。
ガチガチのプログラミングではなくて,PerlというよりはMojolicious::Liteを使ったMVCのプログラミングに触れてもらう感じです。
思いつきとしては,今でも良かったとは思っていますが,実際には予想したよりもハードルが高かったです。
最初の敵はWindows
Perl入学式では,OSがUNIX系でない場合は仮想マシンを入れて環境を整える,という回がある程なので,Windowsにいかにして早く環境を作るのかというところがポイントになりました。
当初,plenvを使ってPerlをコンパイルする,というところから始めようと思ったのですが,gitは入っていませんでした…。
なのでgitをインストールしてもらうことにしたのですが,その作業を見ていると,この調子だとPerlをインストールするだけで終わってしまいそうな気がしてきたので,途中で方針を変えてStrawberry Perlをインストールしてもらうことにしました。
これは偶然だったのですが,自動的にStrawberry Perlをインストールするとcpanminusもインストールされていたので,その点については助かりました。
cpanmでMojoliciousもスムーズにインストールできていたと思います。
環境構築で時間を掛けてしまうのはもったいないですからね。
エディタは改行コードと文字コードを気にして選ぶ
PerlとMojoliciousも無事に入ったことで,いよいよプログラミング開始です。
プログラムを書く時にはエディタが必須なのですが,改行コードと文字コードを選べるものであればなんでも良い,という話をしました。
改行コードはLF,文字コードはUTF-8で保存しておけば当面は問題ありません。
最近はWindowsを使ってないので,最近のものは知りませんが,英語で問題なければProgrammer’s Notepad,そうでなければサクラエディタをオススメしています。
Sublime TextもWindows版がありますので,それもよいですね。
もっと学びたいならPerl入学式へ!
Mojolicious::Liteを使ったウェブアプリ作成は,Perlのことよりも,フレームワークの使い方の方がメインになります。
ウェブ系の開発なら,どの言語でもWAF(ウェブ・アプリケーション・フレームワーク)を使うことが多くなってきていると思いますので,この講話を通じて,最近のウェブ開発の様子が伝えられたんじゃないかと思っています。
WAFに興味を持ったり,もっとPerlを学んでみたい,と思われたら,10月26日(土曜日)にPerl入学式in大阪#4があるので,是非ご参加ください。
近々告知されますので,公式サイトをご確認ください。
9月30日にも講話をします
機会に恵まれて,今度の月曜日(9月30日)にも講話をすることになりました。
ありがとうございます。