YAPC::ASIA Tokyo 2013に行ってきた(その3) #yapcasia

@nqounetです.

9月19,20,21日は,YAPC::ASIA Tokyo 2013に行ってきました.

長い割には内容がありませんのでお気をつけください.

一言で言うと,楽しかったです.

時系列的にはその2の続きからです.

2日目続き

では,続きです.

Perl入学式

ランチの後は,Perl入学式です.

Perl入学式は,今やPerl界隈で有名なpapixさんが2012年から大阪を中心に開催している勉強会です.

全くのプログラミング初心者からでも勉強できるように,開発環境の構築から,基本的なターミナルの操作なども含めた手厚いサポートが特長です.

2013年の4月からは東京でも開催されるなど,精力的に裾野を広げる活動をしており,2014年からはさらに多くの地域で開催されるという噂もあり,今後ますます目が離せない勉強会になっています.

次回の開催などは公式サイトをご確認ください.

Perl入学式豪華サポート陣(一部)

YAPC::Asiaの会場で開催されるということで,サポート陣は全国から集った豪華なメンバーでした.

私もサポートの一員としてお手伝いをしてきました.

メインの講師はPerl入学式in大阪でも定評のある@bool_foolさんです.

勉強会の内容は,Perlを使ってHTTPでYoutubeの動画データを取得して加工することを目的とし,それに必要な知識を少しずつ,実際にプログラミングしながら進められました.

Perl入学式の様子

YAPCの会場で行うPerl入学式は,サプライズが沢山ありました.

もともとPerlの著名な方が集まるイベントでもありますので,@dankogaiさんや@yoshiyuki_kondoさんや@yusukebeさんが,ふらっと勉強会の会場に入ってきたりするわけです.

サポーター同士でも交流していたりしたので,参加者から「ちゃんとしたサポートが受けられなかった」というような苦情がなければよいのですが.

スマフォアプリ開発を支える認証認可アーキテクチャ

スピーカーは鈴木理恵子さん.

Perl入学式を途中で抜けて聴いてきました.

簡単にまとめると,簡単にログインできるように同社製のアプリケーション間で認証情報を共有したいので保管するが,万一その情報が漏れたとしても,影響範囲を最小限に絞り込むことで対応する,という話でした.

こういった話を考えるたびに,便利さと安全というのは相反することだなと思います.

安全で便利な方法が発明されれば画期的だとは思うのですが,そもそも機械が個人をどのように特定するのかの問題になってくるので大変ですね.

Lightning Talks Day 2

2日目のライトニングトーク.

2日目も,ちゃんとメモれたかどうかも怪しいですが,気になったキーワードだけ書いておきます.自分自身でも消化できるのか怪しいですが.

  • coveralls
  • DBIx::RecordFactory
  • Haineko
  • mroonga
  • mysql-build
  • netacpan.org
  • Baran::*(DeNAオンリー)
  • Method::Singnatures

netacpan面白そう.

環境に依存していて汎用性はないそうですが,隙間を埋める「ばらん」という考え方は素敵だと思います.

汎用的に隙間を埋められるモジュールがあれば無敵ですね.

Keynote

スピーカーは@ikebeさん.

LTの後,休憩をはさんで締めのトーク.

これまでは技術的な話題がほとんどだったのですが,マネジメントの話です.

時代とともにプログラミングの仕方も変わってきているので,自分自身が作ってきた,今となっては負債となっているものを精算してもらっている,というような話に切ない気持ちになってきます.

クロージング

年々規模が大きくなってきているYAPC::Asiaも,ついに1000人を超えるイベントになりました.

参加者のひとりとして,主催されたJPAの方々,ボランティアの方々,ネットワークチームの方々に感謝の気持でいっぱいです.

YAPC::Asiaスタッフの方々の記念撮影

JPA代表理事の牧さんの,来年のYAPC::Asiaは(少なくとも牧さんは)やらない,という発言で,会場が一気に静まり返ったのは印象に残りました.

会場にいる人達が何を考えてそうなったのかはわかりませんが,その瞬間は年に一度のPerlのお祭りに対しての思いが行き場を失っていたような気がします.

規模は違いますが,Kansai.pmも誰かが開催しなければ開催されません.

今のところ,私が代表になっていますが,家庭や仕事を放ったらかしてまでKansai.pmの活動はできません.

コミュニティは,ドラゴンボールの元気玉みたいなもので,みんなの力を「ほんのチョットずつ」集めて作るものです.

牧さんの挨拶でそんなことを改めて感じました.

来年のYAPC::Asiaはどうなるのかわかりませんが,私は私に出来る範囲でPerlのコミュニティの活動をしていきたいと思います.

もちろん,YAPC::Asiaが開催されれば参加したいと思っています.

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