@nqounetです。
9月19,20,21日は,YAPC::ASIA Tokyo 2013に行ってきました。
1日目の途中までですが長いです。長い割には内容がありませんのでお気をつけください。
一言で言うと,楽しかったです。
トークの申し込みと遠方からの参加者支援制度
今年はトークを申し込んだのですが,トークの内容がクラウドに関するものでしたので,遠方からの参加者支援制度にも申し込んでいました。
残念ながら,トークは落選したのですが,参加者支援制度の方は当選していました。
トークが採択されていないので,辞退することも考えたのですが,トークの採択の成否にかかわらず支援いただけるという太っ腹な対応でしたので,ありがたく支援を受けることにしました。
スカイアーク様,ありがとうございました。
また,こういう支援を受けながらも,前日まで微妙に逡巡していた私の尻を蹴飛ばしてくれた妻にも感謝しています。
そんなわけで,前夜祭から突入です。
前夜祭(9月19日)
前夜祭は,LTソン(LT+マラソン)を開催していました。
非常に盛り上がっていました。
LTを聴いているだけでなく,1年ぶりの再会を楽しんだり,ひたすらビールを飲んだり。
前夜祭は3時間もあったはずなのですが,あっという間に過ぎてしまいました。
前夜祭は,どちらかと言うと内輪の空気が強く,dankogaiさんへの雑ないじり方とかでも会場が沸くなど,初めて来た方にはついていけないところもあったと思います。
私もそんな事情通というわけでもないのでアレですが。
ともかく,1年ぶりに再会する方が多いので,挨拶したり近況報告しあったりすると,前回のYAPCから1年経ったんだなと実感しました。
1日目(9月20日)
トークは4会場で並行して開催されるので,どれを聴きに行くか大いに悩みます。
ほとんどのトークは動画が撮影されていたり,資料が公開されているので,あとで確認もできるのですが,その場にいることで感じられることもある,と断言できます。
選ぶときには理由付けをしていませんでしたが,結果的に,テストについてのトークをよく選んでいました。
少なくとも,この領域は私にとってはまだ不足している部分なんだなと,改めて実感しました。
聴いたトークについて簡単にまとめてみます。
オープニング
そういえば,この日はiPhone 5sの発売日ということで,朝から並んでいた方もいたようですね。
そんな感じなので,会場側からはよくわかりませんでしたが結構空席が目立っていたようです。
メインホールだけでなく,会場はWi-Fiが完備されていて,とても快適でした。
Postcards from the Edge
スピーカーは@rjbsさん。
オープニング後はこの1年のPerlの進展と今後の展望という感じのトークです。
聴いていた時はフンフン頷いていたのですが,全くメモをとってなかったのであまり覚えていませんw
私は新しい開発では使っていませんが,昔お世話になっていたCGI.pmは近いうちに標準からはずされることになるそうです。
時代の流れを感じますね。
今時のカジュアルなデータベース関連開発
スピーカーは@songmuさん。
GitDDL::Migratorが便利そうだな〜,と,同じように思ってから,これはKyoto.pmで聴いた気がする,と思い出したのが恥ずかしいです。
小さいシステムか改修がほとんどなので,大きなシステムのデータベースを0から設計するノウハウをもっと吸収したいと思いました。
OpenID Connect
スピーカーは@ritouさん。
休憩なし,かつ,会場移動も伴ったので,途中からになりました。
立ち見だったのでメモは取れませんでしたが,資料を見て思い出そうと思います。
今後のウェブシステムは,IDとパスワードを発行するのではなく,OAuthやOpenIDを利用するのが主流になっていくと思います。
ユーザーにとっても,システム側にとってもメリットが有る,あるいはリスクが減るので,採用しない手はないと思います。
ランチ
昼時です。
今年はぼっち対策として,強制的にグループになるランチくじが実施されました。
くじを引いて,同じ番号の人同士でランチをする,という試みです。
意外と集まりが悪く,4人チームになるはずが,3人や2人のチーム(私のチームもそうでした)もあるなど,波瀾万丈でした。
一部(半分くらい?)の方にはお弁当がもらえる特典がついていたのですが,チーム同士をくっつけるなどして対応していて大変だったと思います。
結局チームをくっつけて4人になり,お弁当ももらいました。
タイからの留学生の方(女性ですよ)と一緒になったのですが,私の英語が不自由で円滑なコミュニケーションができなかったのが残念です。
大規模Perl初心者研修を支える技術
スピーカーはDaisuke Tamadaさん
途中までしか聴いていませんでしたが,新卒70人以上の技術研修は大変!という事がよくわかりました。
Perl入学式で最大20人ほどの参加者の対応をするだけでも苦労するところがあったので,あとで資料を確認しようと思います。
「アレ」とPerlでAWSを
スピーカーは@egoproさん。
途中で抜けて何を聴いたかというと,これです。
「アレ」が気になってw
「アレ」は,バーコードバトラーの予定だったのですが,うまく行かなかったそうです。
結果的に方向修正してスーパーファミコンのコントローラーで,波動拳コマンドと昇竜拳コマンド(しかも音声付き)でAWSを操作する,というLTのノリで20分間楽しませていただきました。
アイディアとして,バーコードをスワイプすると特定の操作ができる,というのは,黒い画面を操作するよりもはるかにハードルが低いので,切り口はとても面白かったです。
まあ,普通にバーコードリーダーを使ってやれば出来るような気はします。
QRコードなら,文字列も格納できるので,いざという時のために一式作っておいても良いかもしれませんね。
Herokuで学ぶ,初めてのPerl
スピーカーは@akiymさん。
HerokuでPerlが使えるとは知らなかったので,その辺をガッツリ聴こうと思ったのですが,そっちよりもむしろAmon2を使ったウェブアプリの作り方がメインでした。
やはりというか,20分でウェブアプリ作成の説明は難しく,初心者向けのトークの難しさを感じました。
で,肝心のHerokuの方は,油断して聴き逃したっぽいので,資料を見ながら実際に動かしてみようと思っています。
SQLiteが使えず,かわりにPostgreSQLを使う必要が有ることはわかりました。
私にとってはそれもハードルの一つです。
Types and Perl Language
スピーカーは@hirataraさん。
私にとっては難しすぎました。
それと,時間が来たら途中でも終わります,というのが微妙だな〜と思いました。最終回が放送されないドラマみたいです。
私は,40分なら40分で伝わる分だけ喋るように考えたいと思います。
モダンPerlリファクタリング
スピーカーは@naoya_itoさん。
話が終わった瞬間にベルが鳴るという,時間配分が完璧すぎて鳥肌モノでした。
ざっくり言うと,スクリプトをCPANモジュールと同じようなディレクトリ構造にすることで,色々と捗るということでした。
一つの処理,たとえばparseという処理をモジュールに追い出してやれば,それでテストが書ける。
テストを書けるようにするのがリファクタリングの第一歩。
ある程度テストを書いたら,あれこれ考える前にリファクタリングに手を付ける。
作業を始めると,リファクタリングの方法を思いついたりする。
バグを発見したら,テストを書いて,そのテストを通す。
コツとしては,テストを自動化してこまめにテストされるようにすることと,テストのカバレッジはほどほどにすること,です。
とても20分とは思えないような濃縮された時間でした。
perlなweb applicationのためのテスト情報
スピーカーは@soh335さん。
ウェブアプリのテストを,どういう感じでやっているのか参考になりました。
便利なモジュールもある程度把握したので,今後使っていきたいと思います。
続きは後日
ちょっと疲れてきたので,続きはまた後で。