#Perl鍋 という勉強会をやりますよ

@nqounetです。

「Perl鍋」は、少し前に宣言したPerl入学式の次のステップになりえるだろう勉強会です。

Perl入学式は来年も続けていく、という事なので、そうなると、来年はPerlの勉強会が毎月2回は開催されることになります。(補講を考えれば今年も2回だったわけですが)

そんなに勉強会ばかりあっても…、と思うかもしれませんが、対象となる方が違います。

また、プログラミング言語は使えるようになってからが面白いので、集まって他の人と情報交換しながら、その面白さを経験してもらえるんじゃないか、と思っています。

時代としては、サーバーサイドの言語ではなく、フロントエンドやスマートフォンでの開発に使える言語、を使える人が多く求められているのだと思います。

また、便利なスクリプト言語は、Perl(パール)だけでなく、Ruby(ルビー)やPython(パイソン)などもあり、Perlを選ぶ理由も「テキストの処理が得意」とか「正規表現が便利」ではありえないようになりました。これらは他のスクリプト言語でも十分にできることだからです。

これからプログラミングを始めるに際して、あえてPerlを選ぶのは、ある意味酔狂でしょうね。

それでも、過去の資産を考えたり、限られた環境下で動作する言語を考えると、Perlもまだまだ使いどころが沢山あります。

私自身がPerlを勉強してきた中で、本を読んでいてもよくわからないことがあったり、検索して見つけたスクリプトが動かせなかったり、ということはよくありました。

Perlでもなんでもそうだと思いますが、文法を覚えたからといってすぐに使えるわけではありません。

例えば、ログデータを解析するスクリプトを作るとした場合、ログファイルの読み込み、解析、解析後のデータを保存、という流れになります。

ファイルの読み込み、保存は「open」がわかっていればなんとでもなります。

しかし、どのように「解析」するかは、文法ではどうにもなりません。

文法は誰にとっても同じように学ぶことができますが、それをどのように使うのかは、人によって様々です。

そうやって躓いた時に、気軽に質問できるような都合の良い勉強会は、ほとんど無かったと思います。

私が「Perl入学式」をサポートしてきたり、Kansai.pmの代表になったり、という感じに行動しているのは、単純にPerlが好きというだけでなく、自分自身が躓いた時に必要だった「都合の良い勉強会」を作りたい、と思ったからです。

YAPCに行くと、Twitterとかで「#Perl」を付けてつぶやいたら、誰かが答えてくれる、というようなことも言われます。

実際その通りだと思うのですが、敷居が高い、と思う方も多いと思います。

そういう勉強会がなければ作ればいいじゃない、ということで、「CPANモジュールガイド」が出てからずっと考えていた、この本を使ったコーディング会みたいなのをやることにしました。

勉強会をやることは決めましたが、名前がなかなか大変です。

場所は新大阪コワーキングを使うとして「Shin-osaka.pm」だとザックリ過ぎてイメージがわきにくいし、「ゆるPerl」だと緩さの基準が難しいし、「Perlもくもく会」というほど黙々とやりたいわけでもないし。

私の中のイメージとしては、Perlの人達でコワーキングをしている感じの名前がいいなと思っていました。

で、妻に助けを求めたところ、色々と案を出してくれて、その中でピンときたのが「Perl鍋」でした。

そのせいか昨夜は鍋だったのですが、それは別の話。

お鍋というのは、みんなでワイワイと突っついたりするものだし、出汁と具材の組み合わせで色々な味が楽しめる料理です。

また、都合の良いことに、「べ」は勉強会のイニシャルとして使えることに気づいたので、「Perlで何か作る勉強会」の短縮形という後付の理由も出来ました。

というわけで、「Perl鍋」第1回は1月17日(木)の夜7時から開催します。

第1回なので、探りながらというのもありますが、教材としては「CPANモジュールガイド」を使い、各自が好きなモジュールをテーマにして何かを作って、それを(希望者が)最後に発表する、という感じでやってみたいと思います。

時間は9時までの2時間にしていますが、終電の時間などが大丈夫なら延長しても問題ありません。

また、時間も時間ですので、お腹が空いたらピザでもとって、お腹も満たしつつ交流もできたらな〜、と思います。

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