回顧録-管理会社変更決議その後

臨時総会の一番の心配事は、出席、委任状などが定数以上集まるかどうかでした。

この臨時総会の前に一度臨時総会を開催したのですが、その時は回収した票の数が4分の3ギリギリで、1票でも反対票があると否決されてしまう議案がある、という総会になってしまったのです。 そして、見事に否決された議案がありました。

もともと、マンション管理のノウハウなどありません。 後で管理会社の方に聞いてみると、総会の時には出席か委任か、という風にするのが一般的で、議決権行使書をつけることはほとんどしないそうです。 反対するなら出席して意見を言ってください、というスタンスですね。

実際、否決された時のことを思い出し、実感しました。 理由書をわざわざつけてくれた方はまだ良いのですが、単純に反対票だけの方もいらしたので。 提案すると言うことはそれなりに時間をかけて、理事会で合意を得て、資料も作って…とやっていることは盛りだくさんなわけです。 それを紙きれ一枚で否定されるわけですから、やりきれなさといったら想像を絶するものがあります。

閑話休題。 管理会社の変更案は臨時総会で無事可決しました。

現行の管理会社に対して解約の申し出を行い、丁度会計年度が替わる頃に新しい管理会社に管理を任せることになりました。

管理会社が変更することが決まってからは、契約が無いにもかかわらず引継ぎのために理事会に出席していただきました。 引継ぎも順調だったように思います。

マンションの価値は管理で決まる、と言われたりしますが、管理会社の価値は担当者で決まる、もありかなと思います。 まあ、どこの会社でも言えるのかもしれませんが、担当次第でその会社の印象が変わることがあります。

管理会社の変更が決まったのと前後して、元の管理会社の担当者が変わりました。 その担当は、管理会社が変わるまでちゃんと手を抜かずに仕事をしてくれました。 最初からこの担当だったら管理会社を変えようとまで思ったかどうか…。

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