マンション管理についての情報収集

毎年全世帯が理事に立候補、吉祥寺ロイヤルマンション|マンション管理新時代

タイトルを見たときは、積極的な区分所有者ばかりだなぁ、と思ったわけです。

次期理事候補者を選ぶ「被選挙人名簿」には、毎回、全世帯主の名前が記載される。各戸はふさわしいと思う4人の名前を記入し、1週間以内に管理室脇のポストに入れる。総会の2カ月前には、掲示板に新理事候補者4人と、補欠2人の名と得票数が張り出される。補欠は、任期途中に転居者がいたときに、繰り上がって役目に就く。

総戸数は33戸で役員が8人。
毎年4人ずつ改選という仕組みらしい。
少ないからこそできるんだな?と。
今のマンションは130戸以上あるので、これはさすがに採用はできないでしょうね。

以前理事長をやっていたマンションは、31戸で役員が5人。
候補者に困って輪番制を導入したものの、うまく稼動しているのかよくわからない。
先日、総会に出席したが、新旧役員以外は私とあと一人だけ。
ただ「理事長は、監事として次期役員に再選するよう努める」という条件は守られているようです。

昨年の理事長はたまたま総会に出席したから理事長になってしまった、という感じだったので正直不安でした。
しかし、今回監事として頑張って頂けることになったので嬉しかったです。

この方法にはメリットが多い。まず、入居したばかりの人が選ばれやすい。この人たちは、理事を務めながら自然に居住者の輪になじむ。マンション住まいが初めてでもルールを受け入れ、守ろうという意識が身についていく。

こういうのは大事そうですね。
大阪でもマンションは近隣の付き合いが少ないので…。

輪番制ではなく「大勢の中から選ばれる」ため、各自に責任感が生まれやすい、という利点もある。また、就任をめぐる不平等感も少ない。たとえ無関心な人が選ばれても、理事を務めるうちに雰囲気に巻き込まれ、取り組まざるを得なくなる。誰もが気づいたときは“はまっている”のだ。

やはり難しいのは無関心な人にどのように関心を持ってもらうか、に尽きると思います。

昨年このマンションの総会に出席したのは、ペット禁止の決議が議題にあったからとも言えます。
購入時に、規約ではペット禁止となっていますが、運営上でペット1匹につき500円を納めることで飼う事を了解していました。
私たちとしては、ペットが飼えなくなると非常に困るわけです。
委任状により過半数以上の票を持った理事長が、総会の様子を見て反対票にいれたことでとりあえず保留にはなりましたが、その後一般の人からすればあまり行動のないまま、「現存の一代限り許可条件付ペット禁止」という案が臨時総会にかけられました。

当初は、出席人数も多いし(と言っても2割程度)、話し合いも活発な総会なので管理組合としてそれなりに機能しているのだと思いました。
しかし、どうも変な感じがこの辺からしてきました。
理事会自体がブラックボックスで、何をやっているのかが全然わからないのです。
ハト対策工事を行う、というアナウンスがあった後に急に取りやめになったり。
ペットについてのアンケートもありましたが、集計結果もよくわからないまま「一代限りOK」という議案にすることまでが決まってしまいました。
この時点で今の理事会にはあまり期待せず、来期に自分たちで何とかしようと思ったのです。

まあ、理事長を経験していなければ考えなかったことかもしれませんが。

comments powered by Disqus
Hugo で構築されています。
テーマ StackJimmy によって設計されています。