嫌な事件

Yahoo!ニュース - スポーツ報知 - 暴走「凶弟」ゲンカ、兄の頭にボーガン

兄弟げんかは凄惨(せいさん)な結末に至った。堀口容疑者が兄をボーガンで撃った理由は何と「兄がテレビをつけっぱなしにしていた」こと。兄に重傷を負わせたにもかかわらず調べに対し反省した様子はなく、今までのところ謝罪の言葉もないという。

冗談だと思いたい。

兄弟はこれまでも家具を破壊するほどの大げんかを繰り返していた。父は3年前に、母は2年前にともに病気で他界。家には兄弟のほかに祖母と妹が住んでいた。兄はプログラマーの職に就き一家の生活を支えていたが、弟はニートな暮らしに終始し、あげくの暴発。兄の命に別条はないといわれているが、脳挫傷、脳出血のため今後、後遺症が残る可能性もあるという。

少なくとも2年間は、兄に扶養されていたわけだ。
しかし、

犯行に使われたボーガンは同容疑者が2年前に通信販売で購入した。本体は縦約70センチ、横60センチ。矢は全長37.5センチ、直径8ミリで先端は金属製のもの。兄のだらしなさに腹を立てていた堀口容疑者は殺傷能力十分のこのボーガンを手に、ついに“制裁”を決意したという。

2年前に、既にボーガンを手に入れている。
何のために手に入れたのかはわからないが、計画的にも見える。

「制裁」というのが本人が言ったことかどうかはわからないが、「謝罪も無い」らしいことから考えると当たらずとも遠からずって感じだし、もともとこれが目的で凶器を手に入れたのかもしれない。

…まあ、兄弟ゲンカが絶えないということは、兄が弟にいつも愚痴っていたのかもしれないなぁ。
ニートだからって生きるには金が必要だ。
兄の方も、ぐうたらな弟に、お前にやる金は無い、とか言っていたんだろう。

まあ、なんと言うか。
ほんの少し、お互いのことを考えれば、こういう凄惨な事件はおきないと思うのだが…。

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