ラスベガス滞在記(五日目)

今日は事実上の最終日。 なので早朝から作戦会議。 …実際には妻が下調べをしたなかから行動を選択する形なのだが。 移動手段にはトロリーを選択した。 まずはミラージュからNYNYへ行く。

バフェは朝7時から。プールは朝8時からということで、まずはバフェへ。

昨晩のうちにたまっていたポイントを精算していたので、バフェ無料券をもらっている。 新規メンバーは少ないポイントでもTシャツをもらえたりバフェをもらえたりする特典がある。 それを利用したわけだ。

バフェには優先レーンが設けられている。普通のところに並んでいると、優先レーンのほうにセレブっぽい女性がプレイヤーズクラブのカードを持ってならんだ。当然優先されて中に入っていった。 …まあ、バフェは中に入ってしまえば一緒のようだったが。

水着を着ていったので、バフェ終了後そのままプールへ。 さすがに朝だからか、それとも平日だからか、結構すいていた。…むしろ寒かったからかもしれない。日陰に入ると結構冷える。 すいていたのでクッションがついた椅子を使うことができた。

さすがに水に入るのはやめにして、ジャグジーだけを利用。 あがった後はじっくりと体の両面を焼いた。 朝とはいえ結構焼ける。やはり一時間程度が限界か。 …もしかして、皮膚が弱いのだろうか?

部屋で体についた塩素を落とし、改めて外出。 トラムでミラージュへ行き、裏側という北口を目指していく。 …看板が見当たらないので妻がホテルの人に尋ねると、この辺ではなくあっちのほうだということだった。 なので、あっちのほうへ行ってみる。 …あっちへ行くと、どんどんTIが近くなってくる。 ほとんどTIだと思ったとき、妻が道路の向こうにトロリー乗り場を見つけた。しかも、その向こうにトロリーが見えた。急げば間に合いそうだ、ということで走った。 (翌日トロリー乗り場の場所を確認すると、TIのタクシー乗り場からの方が圧倒的に近かった…)

ちゃんと間に合ってトロリーに乗り込んだ。 座席数が思ったより少なくて座ることはできなかったのが残念だ。 エンジンの音がうるさい。というか運転が激しいのかもしれないが。 運転士が観光案内もするのがトロリーなのか、運転中ずっとしゃべっていた気がするほどしゃべっていた。しかもマイク無しで。陽気な運転士だった。

無事NYNYに到着し、その流れでカジノへ。 ここもMGMの系列なのでポイントがたまる。 色々なカジノで遊んでも無駄にならない(無駄は言いすぎだが)のは嬉しい。 前回はアラジン以外ではほとんどカジノをしなかったから。 …まあ、遊ぶ前にプレイヤーズクラブのようなものに入ればすむ話だけど。

映画のターミネーターをモチーフにしたビデオスロットがあったので、まずはそれで遊ぶ。 ボーナスゲームが結構スリルあった。

気のせいかもしれないが、音の大きいものは良く出る気がする。 まあ、結果的には負けているのだからあてにはならないとは思うけど。

本当はこの後、さらに南へ行く予定だったのだが、なんとなく予定を変更してMGMを通ってm&mにより、そのあとモンテカルロへ。 その中のピザ屋で昼食をとった。 …1ピースが皿1枚くらいの大きさだ。

その後、トラムでベラージオまで戻り、後は歩いて部屋まで。 この数日間、よく歩いたものだと思う。

部屋である程度の帰り支度をしたあと、いつでも見ることができると思ったからか結局最終日になってしまったTIの無料ショー「Sirens of TI」を見に行った。 とても無料で見ることができるとは思えないような凄いショーだった。 ホテルのカードキーを見せないと入れないゾーンからの見物は凄いものがあった。 ショーが終わったあと水から上がってくる出演者も間近に見ることができた。

さて、明日は朝早いのでコンプの申請をしにプレイヤーズクラブへ。 今からだとカフェくらいしか使えないのでカフェのコンプをもらおうと思ったら、なんだかとんでもないことに。 係の人としゃべっていたら突然電話をかけて、少ししゃべった後代わるように言われた。 当然、電話の向こうから英語が聞こえてきたのだが、なんともさっぱりわからない。 しばらく会話にならない会話をしていたら、電話の向こうで電話をしているような声が。 その電話が終わると、係の人の隣から女性が来て受話器を返すように言った。 電話で話していたのは彼女だったらしい。

彼女いわく、次回は部屋を無料にします。ということだった。 なんと、ルームコンプをもらったらしい。 今回はツアーの中にホテル料金も含まれていたので、次回に持ち越しというわけだ。 渡された名刺を見ると、肩書きが「Executive Slot Host」。 ちょっとぼ〜っとしながら、カフェのコンプももらった。

軽い興奮状態のままカフェへ行って夕飯、というか夜食。 数日前に来たときは入り口に近い場所だったのだが、今回は奥のほうまで連れて行かれた。 様子からすると、奥の方はコンプの人専用の領域のようだ。

露骨にも見えるサービスの違いだが、悪い気はしない。戸惑いは隠せないが。 どうも、今までとは違う領域に一歩踏み込んでしまったようだ。 これがサービスというものなのだろうか。

日本では勝手に取られているサービス料。 サービスに対する考えの違いは、こういう場所で出てくるのかもしれない。 ラスベガスは大人の街だと思った。

この後、調子に乗って朝近くまでカジノで遊び倒したのは言うまでも無い。 次にラスベガスに来るときに、TIを使わない理由は無いのだから。

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