出発は朝早い。それがツアーの宿命か。
とはいえ、その気になればちゃんと朝食を食べるほどの余裕はある。
朝食はホテルのバフェ。
値段はアラジンとほぼ同じだが、さすがに量は少ない。
というか、アラジンの方が多すぎなんだけど。
食欲がないわけじゃないのだが、さすがに連日大食いしているせいかあまり食べられない(とはいっても朝食にしては多いと思うけど)。
満腹・満足。
チェックアウトをすませてロビーで待つ。
迎えが来て表に出ると、あいにく天気は雨。
バスは昨日と同じ運転士だった。
雨の中、荷物を入れてくれたりしていた。
空港はそこそこすいていた。
が、荷物のチェック方法が違うのか少し戸惑ってしまった。
入港直後、荷物検査のために預けると、その後は係の人が運搬するのだ。
こういう時もガイドさんがいると助かる。
無事チェックイン完了。
そして暇になる…。
椅子に座ってアイスクリームを食べながら、アメリカでの思い出を話す。
免税店を覗き、セキュリティチェックを超え、搭乗口へ。
…搭乗口が地上だった。
…というわけではなく、帰りの飛行機へは、空港内を走るバスに乗って別の建物から乗ることになっていたようだ。
搭乗する時に座席をリクエストし忘れたことに気づく。もう遅いけど。
座席は窓際と2列目だった。
通路側には通路を挟んでおばちゃんが二人。
途中、そのおばちゃんたちに、アテンダントが座席を変更しませんか?と聞いたが、答えはノーだった。
仕方ないので、別に何かを我慢することもなく、トイレのたびに退いてもらったけど。
すぐ後ろの席では、若い女性が3席を1人占めしていた…。
なんか自分たちがかわいそうに思えてきた。
帰りは結構長い。12時間以上乗るのだ。
日本はすでに正月。今度は1日損した気分になる。
映画を見たり寝たりしているうちに到着。長かった…。
空港についてからはあっさり。
多くの人が乗り継ぎだからなのか、荷物も出てくるのが早い。
利用者が少ないからなのか、それとも、ロサンゼルスが混んでいるだけなのか。
とにかくスムーズに荷物を受け取り、税関を通って帰国。
空港内が思いっきり正月モードになっていた。
家に着いたが、落ち着く前にマロンとキキを迎えに。
成長したからか、キキが一緒だからか、普段とあまり変わらない程度の再会だった。
翌日、チビーを迎えにいって、久しぶりに一家勢揃いとなった。