移動日。まさに言葉どおりの日だった。
移動のために夜更かし、そしてロサンゼルスへ。
さすがに朝6時くらいになると遊ぶのにも疲れてくる。
少し取り戻したところで終了。部屋に引き上げた。
最終の荷物の確認をしてオレは少し横になった。
で、待ち合わせ時間の少し前に迎えが来る。
ツアーで行くと時間には縛られるけど移動が楽で助かる。
そしてマッカラン空港へ。空港の担当と交代。到着した時にチラッと見た人だった。(担当同士で挨拶をしていたのだ)
昨日からの雨でダイアが多少(?)乱れているらしく、チェックインが屋外で行われていた。
もちろん屋根はあったが。
国際線は特に酷かったらしい。
幸いにも国内線だったので、15分待ちくらいでチェックイン終了。
乗り場を教えてもらい担当とは一旦別れる。搭乗時間の少し前にまた来るそうだ。もちろん搭乗口へ。
そのままセキュリティチェックを通りモノレールに乗って搭乗口へ。
セキュリティチェックの係員が日本語上手で面白かった。いきなり「生麦生米生卵」って言われたらどうよ?
で、モノレールを降りてあとは搭乗時間を待つだけ。
適当に朝ご飯、買い物、スロットをして時間を待つ。
どんどん天気がよくなってきた。不思議なことだ。
そして、搭乗時間の少し前、担当に再会。どうやって来たんでしょうか?
ともかく、来た時と同じような機体へ乗りこみ、いざロサンゼルスへ出発。
さすがによく揺れた。
しかも、ロスの上空で待機しているのか予定よりも飛行時間が長い。
オレは疲れて寝ていたのだが、妻が恐怖からプチ切れしかけたところで着陸。
…ロサンゼルスは曇っていた。そして気づけば雨が降ってきた。
ずっと降ったりやんだり晴れたりを繰り返しているという話だった。
ダイアも乱れていたせいで、担当の人も空港では二人にお世話になった。
そして、迎えの車はなんとキャデラック。シートも皮張りで少し興奮。
しかし、慣れないせいか途中で少し酔ってしまったので、とりあえず寝ることにした。
その間、妻は運転士と色々と話をしていたようだ。
ここでの宿泊先はハイアットリージェンシー。
ツアーの特典で、ジュニアスイートに泊まれるのだ。
部屋はさすがに2部屋合わせれば広い。
ただ、バスルームはアラジンと比べてしまうとグレードが下がる。
荷物もそこそこにして、とりあえず昼ご飯を食べにホテルから近いはずのセブンスフィグへ。
で、外に出た途端にラスベガスとの違いをまざまざと見せられることに。
建物の影で寝ている人、激しく臭う通行人(ごく一部だけど)など、いきなり緊張感。
ひとことで「危険」と称するのはどうかとは思うが、危険な街だなと思った。
とりあえず、パンダエクスプレスで昼食、ロビンソンメイを少し散策、そしてホテルに戻った。
そこで移動の疲れから少し休んで、気がつくと夜10時すぎ。
どうしようもないのでタクシーで懐かしのウェスティンボナベンチャーへ。
展望バーで晩御飯(すでに夜食に近いが)にステーキを食べた。
すっかり忘れていたが、床がゆっくりと回転しているので座ったまま360度の景色が楽しめる。
ラスベガスに比べれば夜景も暗いが、クリスマスの飾り付けがそれなりに綺麗だった。
そうそう、アメリカでは日本のようにクリスマスをすぎたら正月、という雰囲気ではなく、クリスマスをすぎてもずっと祝っている。1月1日もニューイヤーデイというだけで、飾りはクリスマスのままのようだ。
さて、ご飯も食べ少しゆっくりしたところでホテルに帰る。
ワンボックス型のタクシーをホテル前で拾い、帰った。
…実はすこし臭かったが、特に何も言わなかった。
それにしても、ラスベガスが特殊なだけだとは思うけど、夜は人が少ない、というかほとんどいない。
当然明かりも暗いし、とても静かだった。